門戸が広がりつつある医学部の受験

門戸が広がりつつある医学部の受験 近年、これからさらに加速するであろう少子高齢化の流れ、そして今もなお進んでいる医療の細分化に対応するべく、各大学は医学部の募集定員を拡大しています。
つまり、以前よりも医学部に入ることのできる人は門戸の広がりによって増えているということです。
ただし、この定員増加は永続的なものではありません。
少子高齢化の後に来る人口減少を迎えれば医療者といえど余っていく、というのが大きな向きですので、門戸の広がりを見せている今がチャンスと言えるのではないでしょうか。
特に、現在は地域医療の人材確保により地域定着枠が国公立、私立に設立されるなど将来の医療制度を見越した募集制度は様々ありますので自分にとって適応する募集制度をうまく使って医師への第一歩を踏み出していただきたいものです。
どのような募集制度を利用しても診療科の選択に制限はありませんし、地域や大学と繋がりを持つことは医療者として現場に出てからも役に立つことです。

難関の医学部受験の現状

難関の医学部受験の現状 医学部に進学するとなると、多額の学費がかかることは周知の事実です。
しかし、経済の不況を背景として安定志向が高まりつつあり、医学部人気に拍車がかかっているのが現状です。
受験倍率が高くなっているだけでなく、偏差値といった難易度も上昇しています。
しかし、不況で親が高額な学費を出せないという問題もあって、学費が安く済む国公立大学の医学部を目指す人は増加の一途を辿っている現状があります。
私立大学は数千万円の学費がかかるため、一般家庭からは敬遠される一方で、学費のかからない防衛医科大学や、学費が抑えられる自治医科大学や産業医科大学も人気が出ています。
ただし、防衛医大は自衛隊員としての任官拒否をすると、数千万円の学費の返還が必要になりますし、自治医大では地方や僻地医療に貢献しなければならないため、受験のハードルは高いです。
また、私立大学の医学部の中でも最難関である慶応義塾大学は、私立の中では学費が破格に安いということは、意外と知られていないかもしれません。
当然、東京大学を目指すようなハイレベル層が受験してくるので、合格はかなり厳しいでしょう。